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ゴールドの補綴メリット・デメリットを徹底解説!
こんにちは!熊本市中央区にある歯医者、新屋敷津田歯科こども歯科歯科助手の西口です!今回は ゴールド(金)の被せ物について詳しくご紹介します。
被せ物の治療にはさまざまな素材がありますが、 ゴールド(金合金)は「長持ちする」「噛み心地が良い」といった理由で歯科医師からも推奨されることが多い素材の一つです。しかし、日本では セラミックや銀歯(パラジウム合金)を選ぶ人が多く、ゴールドをなかなか選ばれないのが現状です。
そこで今回は、ゴールドの被せ物の特徴・メリット・デメリットを詳しく解説します!
〜ゴールドの被せ物とは?〜
ゴールドの被せ物とは、金を主成分とした合金(ゴールドクラウン・ゴールドインレーなど)を使った詰め物・被せ物のことです。
これらは純金ではなく、耐久性や適合性を高めるために他の金属(白金・銀・銅など)と混ぜた合金 で作られます。金の含有量が多いほど性質が安定し、生体親和性(体との相性)が良いのが特徴です。
また、ゴールドは 強度としなやかさを兼ね備えており、噛む力をしっかり受け止めながらも、歯や顎に過剰な負担をかけにくい 素材です。そのため、 奥歯の詰め物や被せ物に適している と言われています。
〜ゴールドの被せ物のメリット〜
① 長持ちしやすい(耐久性が高い)
ゴールドは 錆びにくく、摩耗しにくい ため、 10〜20年以上使えるケースが多いです。
保険の銀歯は長年使用すると 劣化や腐食が起こることがありますが、ゴールドは 耐食性が高いため、長期間安定した状態を保つことができます。
② 適合性が高く、虫歯の再発リスクが低い
ゴールドは加工しやすく、 歯とのフィット感が抜群に良い です。詰め物や被せ物と歯の間に隙間ができにくいため、むし歯の再発リスクが低いことが特徴です。
特に 銀歯(パラジウム合金)と比べて適合性が高い ため、「むし歯の再発を防ぎたい」「治療後のトラブルを減らしたい」という方に向いています。
③ 噛み心地が自然で、歯や顎に優しい
ゴールドは 天然歯に近い硬さとしなやかさを持っているため、噛んだときの感触がとても自然 です。
セラミックは硬すぎて 対合歯(噛み合う歯)を傷つける場合がありますが、ゴールドは歯に優しく、噛む力を分散させるため、長期的に顎の負担を軽減できます。
④ 金属アレルギーのリスクが低い
ゴールドは 生体親和性が高く、金属アレルギーを起こしにくい という特徴があります。銀歯(パラジウム合金)では 金属イオンが溶け出してアレルギーを引き起こす可能性があります が、ゴールドは体内で安定しているため、アレルギーのリスクが低い とされています。

〜ゴールドの被せ物のデメリット〜
① 費用が高い(保険適用外)
ゴールドの補綴は 自費診療(保険適用外) となるため、費用が高額になります。
相場としては、
• ゴールドインレー(詰め物):6〜10万円程度
• ゴールドクラウン(被せ物):11〜20万程度
とされていますが当院では時価となっているため、変動があります。
ただし、長持ちしやすいため、結果的にコストパフォーマンスが良いという考え方もあります。
② 見た目の問題(目立つ)
ゴールドは 金色なので、見た目が目立つ というデメリットがあります。
特に前歯には不向きで、主に 奥歯(小臼歯・大臼歯)に使用されます。
〜ゴールドの被せ物はこんな人におすすめ!〜
✅長持ちする被せ物を選びたい人(耐久性◎)
✅虫歯の再発リスクを減らしたい人(適合性◎)
✅噛み心地を重視する人(歯に優しい)
✅金属アレルギーが心配な人(生体親和性◎)
奥歯の治療で見た目をあまり気にしない人
「一度の治療で長く使いたい」「噛み心地を重視したい」 という方には、ゴールドの補綴は非常におすすめです!
また、ゴールドの補綴は、耐久性・適合性・噛み心地の良さ から、 歯科医師からも推奨されることが多い素材です。
特に 「長持ちする補綴を選びたい」「歯や顎に優しい治療をしたい」 という方にとっては、非常に良い選択肢と言えます。
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監修 歯科医師 津田禮彰
- 日本口腔外科学会認定医
- 日本口腔インプラント学会認定医
- 日本口腔インプラント学会
- 日本歯周病学会