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インプラントって何年持つの?長持ちの秘訣と注意点を徹底解説!!
こんにちは☺️
熊本市中央区にあります歯医者、新屋敷津田歯科こども歯科の歯科衛生士 山下です。
「インプラントって高いって聞くけど、どのくらい持つの?」
「本当に一生使えるの?」
このような質問は、インプラント治療を検討中の患者さまから非常によくいただきます。
今回は、インプラントの寿命や長持ちさせるコツ、そして治療前に知っておきたい注意点について詳しく解説します。

■ インプラントの平均寿命は「10年以上」
一般的に、インプラントの寿命は10〜15年が目安と言われています。
ただし、正しくケアすれば20年以上問題なく使えるケースも多くあります。
実際、インプラント先進国である欧米では、「10年後のインプラント残存率は90%以上」という報告もあり、長期的に安定した治療法であることが証明されています。
■ インプラントが長持ちする理由
インプラントは、チタン製の人工歯根を顎の骨に埋め込む治療法です。
このチタンは骨としっかり結合する性質があり、入れ歯のように動いたり外れたりすることがありません。
また、周囲の歯に負担をかけず、1本ずつ独立して機能する構造のため、適切に使えば非常に長持ちします。
■ インプラントを長持ちさせるための3つのポイント
✅ 1. 正しいブラッシングと毎日のセルフケア
天然の歯と同じように、プラーク(歯垢)や歯石の付着は大敵です。
インプラント周囲炎(インプラントの歯周病)を防ぐためにも、専用のケア用品や正しい歯磨き方法が重要です。
✅ 2. 定期的なメンテナンス・検診
インプラント治療後は、3ヶ月〜6ヶ月に1回の定期検診をおすすめします。
歯科医院でのプロケアによって、トラブルを未然に防ぐことができます。
✅ 3. 噛み合わせや生活習慣にも注意
歯ぎしり・食いしばりがある方は、ナイトガード(マウスピース)の使用が有効です。
また、喫煙や糖尿病はインプラントの寿命を縮める要因になるため、生活習慣の見直しも大切です。
■ インプラントが短命になるケースとは?
以下のような場合は、インプラントの寿命が短くなる可能性があります。
- 定期検診を受けていない
- 歯磨きが不十分で、歯周病やインプラント周囲炎が進行
- 喫煙や糖尿病による治癒力の低下
- 無理な力がかかる噛み合わせのまま使用している
こうしたリスクを把握しておくことで、インプラントの寿命を延ばす対策がとれます。
■ まとめ:インプラントを一生使うには「ケア」が鍵
インプラントは、正しく使えば10年、20年と長く快適に使える優れた治療法です。
ただし、「治療して終わり」ではなく、治療後のメンテナンスや日々のケアが何より重要です。
当院では、インプラント治療後も患者様の口腔内を長期的にサポートするため、定期的なメンテナンスプログラムをご用意しています。
インプラントについてのご不安・ご質問があれば、お気軽にご相談ください。
監修 歯科医師 津田禮彰
- 日本口腔外科学会認定医
- 日本口腔インプラント学会認定医
- 日本口腔インプラント学会
- 日本歯周病学会
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