Dr.聖子の留学記③
こんにちは、歯科医師の小堀です
職場復帰して1ヶ月、あっという間に過ぎさった1ヶ月でした
恐ろしいほどに日常が戻って来て、本当にオーストラリアに行っていたのだろうかと思うほどですw
とても有難いことに私の帰りを待ってて下さった患者様もおられて、お待たせして申し訳ない気持ちと、嬉しい気持ちとで日々診療しています。
そんなわけで、日々に忙殺されてオーストラリアの生活を忘れてしまう前に、記録として残しておこうと思います。
2020年1月頭に渡豪してしばらくは、ホームステイで現地のご家庭にお世話になりました。
お陰様で現地での生活をより身近に学ぶ事ができた為、その後の生活に非常に役立ちました。
何より、英語を話さざるを得ない環境にいれた事で早く英語に慣れる事が出来たと思います。
もし長期で何処かの国にいかれる際は、最初の期間はホームステイをする事をオススメします
ありがたい事に、ホストファミリーとは現在でも繋がっており、得難い友人の1人になっています。
ホームステイの後は息子と二人暮らし。
コロナの影響でステイホーム時期とも重なり、英語を使う頻度が激減し英語力の衰えも感じました。
語学学習にとって環境って大事ですね。
オーストラリアでは、日本ではあまりメジャーでないイースターがビッグイベントで、スーパーやデパートが卵型やうさぎ型のチョコで溢れ返っていてとてもキュートでした。
家のお庭で卵型のチョコを探すイースターハントは、オーストラリアの子供達が楽しみにしているイベントです。
ハロウィンの日は、子供たちは学校に仮装して登校出来ます。
あいにく、今年はコロナのお陰で保護者は学校に入れずどんな様子なのか見ることは出来ませんでしたが、子供たちが想い想いのキャラクターで登校する様子は微笑ましかったです。
なんと息子氏は頑として仮装を嫌がったために普通の制服で登校でした笑笑。それもまた良い思い出です。
夜には、家々を回ってトリックオアトリーティングをしました。
オーストラリアでもここ数年メジャーになって来たそうです。
子供達に訪ねられても良いご家庭では、目印として玄関先にハロウィンぽい飾り付けをします。
色々な仮装をして練り歩く子供たちと挨拶しながらお菓子袋をいっぱいにする、とっても楽しいイベントでした。
日本では大人が仮装して楽しむイベントみたいになっていますが笑、子供のためのこういうイベントも広まると楽しいなと思います。
日本と同じく。ハロウィンが終わると街はクリスマス一色になります。
日本よりだいぶ規模が大きい気がしますが・・・笑。
私が滞在した都市は亜熱帯性気候で年中暖かいのですが、クリスマスはまさに夏の始まりです。
子供達と写真を撮るお仕事のサンタさんは、扇風機で涼を取っていました笑。
日本と違って個人の家も大きく、家庭によってはクリスマスデコレーションに物凄い力を入れています。
市が、見応えのあるご家庭を地図にリストアップしてWEB上にアップするため、見たい人が自由に見に行く事もできます。
電気代が心配になるレベルのデコレーションで、とっっても綺麗でしたよ!
オーストラリアは、この1年を通してコロナの影響は少なく、トータルの患者数も日本に比べると遥かに少ないです。
ですが、当初コロナパニックが起きて店頭からトイレットペーパーが消えたりパンやパスタが消えたりしました。
マスコミの報道は時に群衆をパニック買いに走らせます・・・。
1ヶ月ほどで店頭にトイレットペーパーが並んだ時はホッとしたのを覚えています。
ですが、大半のオーストラリアの人達は忍耐強くステイホームに従い、お互いを労り合う優しい人ばかりでした。
日本人特有の美徳なのかと思っていましたが、世界はこんな風に優しい思いやりのある人たちで溢れていると思えた1年間でした。
また折を見てこの留学で学んだ事を発信していきたいと思います。