ご存知ですか?「ドライマウス」

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ご存知ですか?「ドライマウス」

Drの久貝です。先日2月2日、NHK「あさイチ」にてドライマウスの特集が放送されていましたリラックマVer.2
(あさイチバックナンバー)http://www1.nhk.or.jp/asaichi/2015/02/02/01.html

「ドライマウス」とは水を飲んで解消できる喉の渇きとは異なり、口の中の唾液の分泌量が減ってしまうことで乾燥をおぼえる症状です。唾液の役割には「消化・洗浄」「抗菌」「粘膜の保護・修復」などがあるため、唾液の分泌量が減ると、口臭、口内炎、口角炎、虫歯、歯周病、風邪・インフルエンザにかかりやすい、誤嚥性肺炎などのさまざまな健康被害のリスクが高まる恐れがあります。

ドライマウスの原因は、「筋力の低下、口呼吸、ストレス、など複合的な要因が考えられる」といわれており、唾液腺は、ストレスの影響を受けやすい器官です。ストレスがなくリラックスした状態で副交感神経が優位になると水分の多いサラサラの唾液が分泌されますが、ストレス・緊張状態で交感神経が優位になると、唾液の分泌が減るだけでなく、ネバネバした唾液が分泌され、口の中の乾燥につながります。

番組内で鶴見大学歯学部病理学講座の斎藤一郎教授は、ユニークな方法でのドライマウス予防を提言されていましたのでご紹介しますゆう★

<唾液を分泌させ、ストレスを解消するためには、「カラオケ」が効果的なのだそう。歌った後に唾液量が増加するという研究結果もあり、歌詞が多くてテンポが良く、口をよく動かす曲がより効果があるという。>

■唾液がよくでるカラオケナンバー
1位 アゲハ蝶(ポルノグラフィティ)
2位 ようかい体操第一(Dream5)
3位 promise(広瀬香美)

※ただし、歌うことが好きじゃない方はストレス解消にならないので要注意!だそうです。

斎藤教授は「口先で歌うのでなく、口を全部使うこと。唾液腺は筋肉に裏打ちされているので、口の筋肉を使って表情豊かに歌う」とアドバイスされていました。










 










口の周りの筋力の低下や口呼吸に関して、口腔周囲の筋肉を鍛える運動や口呼吸の予防法など、目下当院が力を入れて取り組んでいるテーマの一つです手また改めてご紹介させていただこうと思います晴れ
それでは皆様良い週末をonpu03
 

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